投稿者: keiko

  • KEIKO YAMAGUCHI featuring monkbeat 「風のあと咲き」オリジナルサウンドトラック 2020年12月22日リリース

    KEIKO YAMAGUCHI featuring monkbeat 「風のあと咲き」オリジナルサウンドトラック 2020年12月22日リリース

    ニューアルバム発売決定! KEIKO YAMAGUCHI featuring monkbeat 「風のあと咲き」オリジナルサウンドトラック 2020年12月22日リリース

    収録曲

    1 風のあと咲き
    2 胸騒ぎ
    3  In the glasshouse
    4 続けるかやめるか
    5 里奈のテーマ
    6 風のあと咲き(reprise) 
    7 Wind of Hope 
    8 かすみの決意
    9 ベトナム人実習生タイアン
    10 Plant the flowers
    11  かすみの決意 (reprise)
    12 タイアンとかすみ
    13  里奈とかすみ
    14  Wind of Hope (reprise)
    15  かすみの決意 (reprise2)

    このCDは、NHKのオーディオドラマ、FMシアター 「風のあと咲き」のオリジナルサウンドトラックです。このドラマは、実際に房総半島を襲った台風15号で被災した農家の、実話をベースにした再興物語。音楽も、台風後の房総の風景を描いたものとなっており、曲ごとの「一言コメント」でストーリーを再体験、追体験できるようになっています。また「復興へ向けての真の癒し」をテーマに、monk beat 山口泰の自然音とのコラボレーションを実現。水の音や波の音、鳥の鳴き声など心癒される音とともに、心をほぐしていくような環境音楽となっており、房総から「Peace Vibration〜平和の波動」を世界へ広げていきます。

     This is the original soundtrack of NHK’s audio drama FM Theater “Broom After The Wind”. This drama is a revival story based on a true story of a farmer who was affected by typhoon No. 15 that actually hit the Boso Peninsula. The music also depicts the scenery of Boso after the typhoon, and you can re-experience and relive the story with “One phrase comment” for each song. Also, under the theme of “true healing for reconstruction”, we realized a collaboration with the natural sound by monk beat Yasushi Yamaguchi. Along with soothing sounds such as the water stream, waves, and the singing of birds, it is an ambient music that relaxes the mind, and will spread “Peace Vibration” from Boso to the world.

    NHK FMシアター 風のあと咲き オリジナルサウンドトラック

    NHK FM Theater Broom After The Wind Original Sound Track

    by KEIKO YAMAGUCHI featuring monkbeat / ケイコ ヤマグチ フィーチャリング モンクビート 

    Produced & Arranged by Keiko Yamaguchi
    Recording & Mixing & Mastering  Engineer : Yasushi Yamaguchi
    Field Recording by monk beat
    Flute, Baritone Sax, Kaval and Tarogato on track 1,5,10,13,14,15 : Kunikazu Tanaka
    Art Direction & Design : Yasuko Kimura
    Portrait Have Make & Photo : Yoshimi Sunahara

     

    ジャンル : サウンドトラック / インストゥルメンタル / ラジオ / ドラマ /

    レーベル名 : Le Phare Resorts / Le Phare Resorts

    ご予約はこちらから。

    風のあと咲き オリジナルサウンドトラック制作プロジェクト

  • お客様の声 2020秋

    お客様の声 2020秋

    この秋は、Go Toキャンペーンでたくさんのお客様に訪れていただきました。

    9~11月、ル・ファーレ白浜にステイされたお客様からの声を集めてみました。

    *****

    バンド合宿で2泊で利用しました。24時間使用可能のスタジオ。どこも清潔にお掃除され、気兼ね無しのスタジオ付きコテージです
    宿泊したサウスコテージには露天風呂も備わってますので星空眺めながら浸かるのも気持ちが良いです。
    朝のモチモチしたパン、練習合間に川のせせらぎ眺めながら淹れたての珈琲飲めるテラス。ゆったりしながら練習に集中出来ました!
    11月末の利用でしたがリビングに180cm程の大きなXmasツリーが飾られていて そのネオンにも癒され目の保養もさせて頂きました。
    また来年も是非利用させて頂きます!(Y様/south)

     

    Goto travel利用で安く泊まらせていただきました。
    BBQセットを予約しBBQしました!
    食器以外にも爪楊枝、アルミホイル、串やトング、クロックスなど細々した欲しい備品が沢山あって最高でした!

    (メインコテージ E様)

     

    ロケーションもよく清潔でとても満足しました。
    台所周りも使いやすく充実していました。
    バンドの合宿として伺いましたが、居心地が良すぎて
    練習がおろそかになりました 笑  (O様/east)

     

    5歳の息子と親子3人で宿泊しました。
    一棟貸しのお宿なので、他に気を使う事もなく、とてものんびりと過ごせました。
    子供が広いお家に喜び、家中を走り回って遊んでいました。
    お家もとても綺麗で、食器類や調理器具、調味料なども揃っていたのでとても助かりました。
    BBQを予定しておりましたが、風が強く断念。ですが、ホットプレートがあったので、そちらを借りお家の中で楽しめました。
    ただ、お風呂の扉が無く、シャワーカーテンが付いていたのですが、横幅が合ってないのか両端にかなりの隙間が出来てしまい、また脱衣所とお風呂の段差も少ししか無かったので、シャワーを浴びたり頭や体を洗う際、水が出ない様とても気を使ったので、そこだけが少し残念でした。
    お風呂のアメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、歯ブラシセットが有りましたが、クシや洗顔があれば助かるなぁと思いました。
    徒歩圏内にコンビニがあるので、足りない物は調達出来ます。
    朝ご飯用のパンはとても美味しく大満足でした。
    また他のお部屋にも泊まってみたいです(W様/east)

    ******

    この秋も本当にたくさんの方に訪れていただき、感謝感謝です。また今後もお目にかかれるよう願ってやみません。

    占星学的には、240年続いた地の時代がおわり、風の時代を迎えます。不動産や金融を司る山羊座の時代から、情報やコミュニケーションを司る水瓶座時代へ。ルファーレも、これまでのステイの楽しさはそのままに、よりクリエイティブに、楽しく過ごせる環境づくりを工夫していきたいと思います。次の時代も、どうぞよろしくお願いします。

  • エッセイ「森沢明夫さんの文章講座に参加してきました」

    エッセイ「森沢明夫さんの文章講座に参加してきました」

    こんにちは、ル・ファーレ白浜オーナーの山口惠子です。
    先日私は、「虹の岬の喫茶店」をはじめ、書く作品がどんどん映画化される小説家、森沢 明夫さんの文章講座に参加してきました。
     
     
    これにははっきりした理由がありました。経験もないのに、フリーペーパー “Artistic Bay Breeze”のエッセイの連載を引き受けてしまったのです。「泥棒を捕らえて縄をなう」とは正にこのことです。
     
    そう言えば、その前には経験もないのにラジオドラマの作曲を引き受けてしまいました。その前には経験もないのにミュージカルの編曲を。そして経験もないのに復興ソングでは作詞をし、経験もないのにクラファンをしてCDを…
     
    まぁいい。何にだって初めてはあるのだから、やりながら勉強すれば良いのです。走りながら撃つ、これぞアップデートの真髄、がんばるぞー!
     
    森沢さんの小説は大好きですが、フォロワーになって以来、小説だけでなくFBのエッセイなどを読むようになりました。
    これがめちゃくちゃ良い!
    エッセイでは森沢さんが散歩しています。
     
    え?これ、ただ散歩して帰ってきただけですよね?
    あれ?人が誰も出てこないの!?
    ホントに拍子抜けするほど些細なことしか起きないのです。
     
    けど… なんでこんなに面白いんだろう?
    この、心にふわっと残るあったかい感じは…?!
    これは、かなりの高等技術だ!と私は思いました。
     
    これはめちゃくちゃカッコいいぞ。ピアノで言えば、音数少なくてツボを押さえたカウントベイシーみたいな感じ?そう思っていたところに、偶然講座を発見したのです。(しかも前日に)
    で、速攻申し込み、行って来ました。
     
    講座の詳細は割愛しますが、森沢さん作品がなぜあんなに魅力的でグッとくるのか、その秘密が少しだけわかった気がしました。
    私なりに心に残ったことを少しご紹介すると
    ・身体感覚を大切にすること(これは、ヨガのボディスキャンに似ていると思った)
    ・物語を動かす神視点を持つ(よく言うハイヤーセルフと似ています?)
    ・日常生活の解像度を上げる。丁寧に味わい尽くす。(瞑想の後みたいです)
     
    あれ?
    「書く」ってすごく、マインドフルな行為じゃない?
    ひょっとして、何かを書こうとするって、「幸福」と深ーく結びついているんじゃないかしら?
     
    講座が終わって外へ出ると、母親アップデートコミュニティの皆とアドラー子育てを学んだ、懐かしい京橋の街が目に飛び込んできました。思えば子育てだって、起業だって、経験なんて何一つなかったのです。
     
    小説家になるわけじゃないけれど、幸せになるための小説家マインドなら、いつも持っていたいな。
    私はちょっと早足で、駅まで歩きました。空にはもうすぐ満月の月が、ビルの合間から光っていました。
     
     
    〜完〜
     
     
     
    物語を作るということは、人生という自分主役の物語を創造すること、と森沢さん。愛に溢れた時間をありがとうございました!
     
    *「風のあと咲き」オリジナルサウンドトラックCDのクラウドファンディングが終了しました!!滑り込み含め、支援してくださった方々はもちろんのこと、心を寄せてくださった全ての方に深くお礼申し上げます
     
     
    一昨日から今日まで3日間、ミキシング、マスタリング作業でした。心を込めてあと一息、最後までがんばります!ご注文はこちらから。どうぞよろしくお願いいたします。
     
  • 風のあと咲き復興コンサート

    風のあと咲き復興コンサート

    「風のあと咲き」復興コンサート2days、どちらも良いお天気と素敵なゲスト、そしてたくさんのお客様に恵まれました。
     
    ローズマリー公園シェイクスピアシアターホールでのコンサート
     
    メインゲストの網代 芳明さんはシンガーであり、花農家でもあります。
     
     
    このラジオドラマは南房総の農家のリアルな物語だ、是非聴いて現実現状を知ってほしいと訴えてくださいました。ホンモノの農家さんからのメッセージを伝えることができ、更にこのコンサートに一つ、大きな意味を持たせることができました。
     
     

    もう1人のメインゲスト、平柳 恵子さんは災害ボランティアでお会いし、復興に対する思いを感じてお誘いしました。優しい声で、なんでもない日常の大切さを歌うUnder the sky… 作曲者さんも遠くから聴きに来てくださいました。

    とみうら枇杷倶楽部アトリウムでのコンサート
    初日は、サックス奏者のWakanaがサプライズで最高に素敵なパフォーマンスを見せてくれました。
     

    2日目は復興ソングMV制作者であり最年少16歳の山口璃人(リヒト)氏も参加。

    エンジニアは山口 泰氏。グレイトなサウンドをありがとうございました
     
    今も、皆の歌声や音色が心にフィードバックしてきて、幸せな気持ちでいっぱいです。
    道の駅とみうら枇杷倶楽部のコンサート
     
    「南房総のWe Are The World」という世界観に向けて一歩進んだ気分です。復興、救済のために立ち上がり、力を貸してくれた南房総ミュージシャン達を、今後も是非応援してください。
     
    道の駅とみうら枇杷倶楽部のコンサート
     
    最後にもう一度、FMシアター「風のあと咲き」聴き逃し配信です。是非聴いてください〜 秋の夜長に…

    https://www.nhk.or.jp/audio/html_fm/fm2020035.html

  • おはよう日本 「土曜すてき旅」にルファーレ白浜登場

    おはよう日本 「土曜すてき旅」にルファーレ白浜登場

    10月24日(土)NHK総合 おはよう日本 「土曜すてき旅」にルファーレ白浜が登場予定。千葉県出身の俳優・山崎紘菜さんが、南房総の各所を訪ねます。詳しくはこちらで!https://www.nhk.or.jp/shutoken/chiba/sakaseyou.htm

    山口も出演予定です

    ちなみに、この日24日は、13時からローズマリー公園シェイクスピアシアターホールで、次の25日は道の駅とみうら枇杷倶楽部で、コンサートがあります。

    https://www.mboso-etoko.jp/top/goodlife/disp_A.asp?id=15314&group=31

     

    24日夜20時からは、かずさFM Peace Vibration に山口がゲスト出演します。

    そして22時からは FMシアター 「風のあと咲き」の放送です。

    https://www.nhk.or.jp/audio/html_fm/fm2020035.html

    どうぞよろしくお願いいたします。

     

  • ル・ファーレ復興ソングプロジェクトより、枇杷山の再生、沖ノ島の森の再生、布良崎神社等へ寄付金贈呈

    ル・ファーレ復興ソングプロジェクトより、枇杷山の再生、沖ノ島の森の再生、布良崎神社等へ寄付金贈呈

    ル・ファーレ復興ソングプロジェクトによる「虹を見たかい〜Have you seen the rainboe」CD発売より3ヶ月ほどが経ちました。ここまで皆様にご支援いただいたCDの収益金を寄付する活動がスタートしております!
     
    現在のところ、
    ・南房総市の枇杷山再生のためのガバメントクラウドファンディングに10万円
    ・布良崎神社再建のために10万円
    ・沖ノ島再生事業をしている海辺の鑑定団に10万円
    ・館山市の災害復興支援に5万円
    を、それぞれ寄付いたしました。
     
    参加してくださった南房総アーティストと、世界中から応援してくださった皆さま、全員の力が形となり、実際の事業に寄付できるまでとなったこと、大変感慨深く思っております。ご協力くださった全ての方に、再度深く感謝申し上げます。
     
     
    先日は、南房総市役所、そして布良崎神社復興イベントへ。昨日は、海辺の鑑定団の「国際海岸クリーンアップ~沖ノ島」ヘ寄付をお届けしました。ラジカセで「虹を見たかい」をかけながら、海辺で贈呈式をしてくださり感激しました?
     
     
    海辺の鑑定団代表、「うみがめ」こと竹内聖一さんと
     
    沖ノ島では、台風で倒れた木の根が乾かないように土や草をかぶせる活動が行われており、そこから小さいながらも木の芽が出ていることが確認できました?
     
    倒れた御神木
    倒木の根が乾かないようにする
     
    海を守ることは森を守ること。海辺の鑑定団ががんばってくれています。この森を元に戻していくために、私達の活動が少しでもお役に立ったら嬉しいです!
     
    ル・ファーレ復興ソングプロジェクト
    「虹を見たかい〜Have you seen the rainbow?」
    まだまだ動いています!
    寄付、お買い求めは
    まで。
  • 「風のあと咲き」復興コンサートのお知らせ

    「風のあと咲き」復興コンサートのお知らせ

    ル・ファーレ白浜の山口が音楽を担当した、FMシアター「風のあと咲き」の放送を記念するコンサートが道の駅で開催されます。

    「風のあと咲き」は、房総の花農家をモデルにしたラジオドラマです。ストーリーは、ユリ農家の娘が、失業、台風、コロナに負けず、自分の花を咲かせていく物語。きっと台風や自然災害を経験した多くの方々に共感され、房総の復興の光となる作品だと思います。
     
    このラジオドラマの放送記念コンサートが、道の駅で開催されます。枇杷倶楽部には房総初の「道の駅ピアノ」が設置され脚光を浴びています。この道の駅ピアノを活用しつつ、南房総を訪れる観光客の方々にも、このFM番組を聞いていただけるよう呼びかけるようなコンサートにしたいと思っています。
     
    また、山口が発起人であり代表を務める「ル・ファーレ復興ソングプロジェクト」から、ゲストに網代芳明さん、Keiさん、鈴木麻里さん、Rihitoさんなどのシンガーが集まり、それぞれの持ち歌や、ラジオドラマの中でも流れる復興ソング「虹を見たかい〜Have you seen the rainbow?」を披露します。
     
    網代さんは房総の花農家であり、Keiさんは被災地のボランティア活動をされていたので、そのお話を伺いながらのトーク&Liveです。
     
    FMシアター「風のあと咲き 復興コンサート」
    10/24(土)13:00~ 道の駅ローズマリー公園シェイクスピア・シアター
    10/25(日)15:00~ 道の駅とみうら枇杷倶楽部アトリウム
     
    観覧無料
     
    *観覧の際には、マスク着用、手指消毒にご協力ください。
     
  • Withコロナ時代の新しい価値観 開疎化、そしてワーケーションライフ

    Withコロナ時代の新しい価値観 開疎化、そしてワーケーションライフ

     
    房総半島と三浦半島をアートで結ぶフリーペーパー『ARTISTIC BAY BREEZE 』で、ル・ファーレの代表、山口惠子のエッセイがスタートしました。タイトルは、「南房ラレンタンド」〜音楽、アート、自然… 暮らしを、次第にゆるやかに〜。
    ラレンタンドは音楽用語で「次第にゆるやかに」、アートで心と身体をゆるやかに、スローにしていってほしい、という願いを込めました。
    *****
     
    Withコロナ時代の新しい価値観
    開疎化、そしてワーケーションライフ
     
    株式会社ル・ファーレリゾート代表 山口惠子
     
    新しい時代の働き方、ワーケーション
     
    「週末田舎暮らし」なんて言葉が完全に過去のものと思えるほど、今「ワーケーション」が脚光を浴び始めている。田舎は、平日に仕事をしながら滞在する場所へとだんだんシフトしつつある
    ワーケーションとは、「work(ワーク)+vacation(バケーション)」を組み合わせた造語で、リゾート地などで休暇を兼ねてリモートワークを行うこと。普段の職場を離れて、旅するようにリゾートを楽しみながら、オンラインで仕事をする。
    ル・ファーレで、働きながら平日ステイする「ワーケーションプラン」を売り出すと、実に予約の半数以上がこのワーケーションプランに集中した。これまで「ノマド族」など、限られた一部のIT系の人の働き方だったのが、新型コロナウィルス感染防止対策としてリモートワークが推奨されたことにより、一気に広がりを見せたのである。
     
    海風が心地よいバケーションハウスでのリモートワークは、実際多くの職業人に愛された。IT系企業の経営者が大きなプロジェクターでリモート会議を行なっているかと思えば、スタジオからzoomで学生に向けて講義をしている大学教授もいた。感染爆発したミラノから避難してきたイタリア家具作家などの造形クリエイター陣。もちろんスタジオがあるから、レコーディングや作曲をしているミュージシャンもいる。小さなお子さんとの自粛生活に煮詰まって気分転換をしに来られた方もいた。朝はビーチコーミングをしたり、夜は露天風呂から満天の星を見たり、デッキでBBQを楽しんだりと、それぞれがオンラインで仕事をしながら、自然の中でリラックスするという生活を送っていたようだった。
     
     
    2拠点生活と「開疎化」の未来
     
    私はここ4年ほど、南房と県北の2拠点生活生活をしている。
    独身時代も2拠点生活をしていたけれど、今は情報化が進み、昔ほどやりづらくはない。遠隔からの経営も、コミュニケーションはチャットツールで、会議はzoomで何の問題もない。zoom会議して、議事録をFacebookにあげ、ハンコの代わりにいいねで承認をもらって実行にうつす。Webカレンダーで予約を管理し、急ぎの用事はメッセンジャーで一斉連絡。田舎にいても都会にいても海外にいても、仕事が全く変わらなくなってきたなぁ、とここ2、3年しみじみ実感していた。
     
    全てリモートワークでも可能だと思っていたところに、Withコロナ時代がやってきた。この期間、多くの方が「今まで繰り返してきた仕事の仕方は何だったのだろうか?」と自問自答したのではないだろうか。満員電車に乗らなくても仕事は立派に成立するし、感染症の時代のニューノーマルには混雑の緩和が欠かせない。YahooのCEO、安宅和人氏は、これから世の中は「開放×疎」、すなわち「開疎化」へ向かう、と提言した。このような背景を経て、今では政府までもが、サテライトオフィス普及などを呼びかけ、リモートワークでの「ワーケーション」を推進するに至ったのである。
     
     
    ニュートンの創造的休暇と価値観の再定義
     
    新型コロナの影響で県北の息子の学校が休校となり、私達は3月からの3ヶ月間を南房の海辺の家に帰って過ごした。その生活が始まるとすぐに、あぁ、これはもうすぐ親元を離れていく息子と過ごす時間を、天が思いがけなくプレゼントしてくれたのかも、と思うようになった。私達は歌ったり、料理したり、月や星を見たり、散歩
     
    したりしながら過ごした。会えない友人達とテレワークで音楽や映像を作り、エンジニアの友人とや山に入りフィールドレコーディングを行ったりもした。コロナ禍とはいえ、それは学校生活を普通に送っていたら過ごせない素晴らしい時間だった。完全に勉強のことを忘れるわけではないにしても、学校からオンラインで出される課題をこなしながら、本物の自然の中で何かを創造できる生活体験は、とても貴重なものだった。
     
    これからICT教育が進み、オンラインで授業を受けられれば、みんながこのような学び方をする時代がきっとやってくるだろう。自然の中にいながら教科はオンラインで、そんな学び方が、中高、大学とこれを機会に広がっていくのではないだろうか。実際に海や畑や動物や昆虫と触れ合う時間は、これまで塾の長机で学んできた子達の頭脳に、創造的な思考空間を与えるだろう。ニュートンだってケンブリッジ大学が休校期間中に、故郷ウールスソープのリンゴが木から落ちるのを見て、万有引力の法則を発見したのだから。
     
    これからの時代、ウィズコロナに即しているかどうかで、あらゆる産業の価値が再定義されるようになると思う。価値が上がるのは「開放、疎、非接触」の方向へ動いている企業や事業。逆に密で閉じた空間で長く仕事をさせる企業は「コロナブラック」などと不名誉な認定をされることになるかもしれない。社会を安全に保つためにリモートワークが欠かせない時代、仕事のあり方のベストな形態の一つがワーケーションであろう。や花、太陽に星空… 本物の美しい自然のある南房で、まずは気軽なワーケーションライフ、始めてみませんか?
  • NHK FMシアター「風のあと咲き」の音楽を担当しました

    NHK FMシアター「風のあと咲き」の音楽を担当しました

    NHKラジオドラマ「FMシアター」で、房総の花農家をモデルにした物語「風のあと咲き」が放送されます。 音楽を、ル・ファーレ白浜の山口惠子が担当いたしました。千住明さんなど素晴らしい作曲家が音楽を担当しているFMシアター。関わらせていただき大変光栄です。

    ストーリーは、失業、台風、コロナから再起する、千葉の花農家の娘の物語です。私自身もこの地で台風やコロナを経験しながら、今後どうしていくか考えあぐねる日々を送っていましたので、脚本を最初に読んだ時、この作品はきっと房総の復興の光になる、と直感しました。

    メインテーマ含め30曲近くを制作しましたが、どの曲も「借り物のイメージではない、本物の房総を音で表現すること」に腐心しました。どっしりとした黒潮文化、田んぼや畑に吹く爽やかな風、房州女の芯の強さ、そして恐ろしい台風の後の絶望感や、飛び散ったガラスがキラキラ光っている様子、それでも意外と悲壮感のない房州人の様子、などを表現していきました。

    ル・ファーレ復興ソングプロジェクトの遠藤さんのご好意で、復興ソングのメロディも流れます。 また館山のミュージカル劇団True Colorsの大津和可奈さんや、館山で演劇をしている石井愛さんも、プロの女優さん俳優さんに混じって参加しています。レコーディングエンジニアは、同じ南房総市内のmonk beat studio主宰、山口泰さんにお願いしました。

     

    制作は、変化する自然と、南総文化ホールのスタインウェイの美しい音色にインスピレーションを受けながら。個人作業は、ほとんどオープンカフェでワーケーションスタイル。毎日空がとっても綺麗で癒されました。南房総らしい有機的な音に仕上がったのではないかと思います。レコーディングの最後の日には、大きな虹がかかって感激しました。

    この土地の多くの人が、多かれ少なかれ、この主人公のかすみのように辛い思いをしながらも前向きにがんばっていこうとしているのだと思います。多くの方がきっと共感できる復興のドラマです。是非お聞きください。以下は番組HPより。

    風のあと咲き

    “ひと花咲かせる!失業、台風、コロナから再起―千葉の花農家の娘

    【NHK FM】

    2020年10月24日 午後10時~午後10時50分(全1回) ※配信期間は放送から1週間

    出演者の写真

    【出演者】

    山崎紘菜 清水明彦 高橋紀恵 大津和可奈
    ファムテュイ 小島梨里杏 辻親八
    大場泰正 石井愛 玉城美海

    【作】

    大河内聡

    【音楽】

    山口惠子

    【スタッフ】

    制作統括:桒葉隆子
    技術:織田隆行
    音響効果:林幸夫
    演出:神谷友輔
    (千葉局制作)

    【あらすじ】

    2019年9月9日未明、房総半島を超大型の台風15号が襲った。東京で職を失い里帰りしていたかすみ(山崎紘菜)の実家は、屋根瓦が吹き飛んで被災。さらに、家業のユリのハウスは、鉄骨が折れ曲がりガラスが飛散。10棟が全壊し、出荷直前の1万本が全滅だった。農業を続けるか悩む父に、かすみは「花を咲かせたい」と訴えた。
    ボランティアに来た元同期やベトナム人技能実習生の助けを得て、ハウスの再建や球根の植え付けに汗を流す。収穫の春を迎えた矢先、新型コロナウイルスの感染拡大で、花の需要がなくなった。処分せざるをえない大量のつぼみを前に、かすみは…。
    千葉県出身の出演者や地元在住の作曲家をそろえ、実話をもとに描くタイムリーな再興物語。

    聞き逃し配信も予定されています。是非お聞きください。よろしくお願いします。

     

    ***********

     

    ル・ファーレ白浜は2020年12月20日まで「ワーケーションプラン」を実施しております。平日3連泊以上で50%Off、Gotoトラベルと合わせると70%Off以上でご利用いただけます。リモートワークに、長期の音楽制作合宿に、ぜひご利用ください。

    お問い合わせは、http://le-phare.jp/mail_formまで

     
     

     

  • GoToトラベルに関するご案内2

    GoToトラベルに関するご案内2

    政府が10月より東京都を「GoToトラベル」事業の補助対象とする可能性を示唆したことを受け、改めてル・ファーレ白浜の取り組みについてご案内いたします。

    現在、GoToトラベルキャンペーン利用のご予約は「一休.com」からのみ承っております。

    フォームよりGotoトラベルご利用希望の場合は、その旨記載してお問い合わせください。

    バンド合宿にも適用可能です。GoToトラベルキャンペーンとスタジオご利用の併用をご希望の場合は、フォーム、またはお電話で直接ご相談ください。

    既に予約を入れていらっしゃる東京在住のお客様で、GoTo利用希望の方は、フォーム、またはお電話で直接ご相談ください。

    なお、チェックイン時には「全員の検温」およびマイナンバーカード・運転免許証等により「代表者及び同行者全員の居住地の確認」が義務化されております。予めご承知ください。よろしくお願いいたします。

    また、ル・ファーレ白浜は2020年12月20日まで、ワーケーションプランを実施しております。

    【50%OFF】リモートワーク、バンド合宿に!2021春のワーケーションプラン

    平日3連泊以上で50%Off、Gotoトラベルと合わせると70%Off以上でご利用いただけます。リモートワークに、ぜひご利用ください。

    また、こちらはバンド合宿にも適用可能ですので、これを機会に、長期の制作合宿などに是非ご利用ください。お越しいただくのを楽しみに、お待ちしております。

    ワーケーションをご紹介した、旅色ショートムービー「どこで仕事、する?」

    めざましテレビで紹介、ル・ファーレ白浜のワーケーション

    お問い合わせは、http://le-phare.jp/mail_form または0470-38-2320まで。