「耕作放棄地をアートで再生〜田植え&ジビエツアー」レポート

かずさFM Peace Vibration 4/30、ル・ファーレ白浜の山口がゲスト出演回をStand fmにアップしました。ツアーを振り返ってお話しています。是非お聴きください✨https://stand.fm/episodes/626e88a0fd730a00069bd8b2

このツアーは、そもそも地元の同級生の「親が高齢で田んぼをやめる」という話から始まり、「子どもと田植えをやってみたい!」という都内のお母さん達のニーズと、耕作放棄される田んぼの問題がひょっとしてマッチングするんじゃないか?と考え、都心の子育て団体「こあっぷ」と企画しました。おばちゃんが「惠子ちゃんが活性化に使うなら使って」「ギブアップしたら面倒見るよ」と言ってくれて、なんとかやれそうだと判断。このおばちゃんの優しさがなければ実現は不可能でした。

その後私は入院などありましたが、なんとか当日を迎えると、朝からソラマメやところてんなど、いろんな差し入れが農家さんから届いて感動!ワーケーション、特に親子ワーケーションは「地域の方の受け入れる気持ち」が何より大切だと思っていて、地域全体で、あなたの仕事や子育てを見守ってるよ、応援してるよ、っていう雰囲気になるといいなぁと思っていたので、ホントに嬉しかったです

ツアーに集まったメンバーは、尊敬できる素晴らしい方ばかり😍✨公認ワーケーションコンシェルジュとなって初のイベントを、こういう方々と一緒に開催出来るのは有り難い限りだし、だからこそ食事も音楽も「ホンモノ」をぶつけたい!と思いました。

音楽については、日本には室町時代から続く田植えの時に太鼓を叩いたり歌ったりする田楽の文化があって、それを現代風にアレンジしたいと思いました🪘この田楽を、山口 泰氏が奈良大介さんの太鼓でプロデュース、奈良さんはこの日のために作曲した田植え歌を披露し「ドッコイショー」という掛け声で、どんどん田植えが進んでいきます。だんだんみんな覚えて、田植えをしながら合いの手を入れたり、一緒に歌ったり。音楽のパワーは素晴らしい

そして前日ワークショップで制作した鯉のぼり🎏 こあっぷ代表 魚谷 彩会さんのセンスが素敵✨サエさんの関わる作品をいつも見させてもらってるけど「天才か」と毎回思います。

ジビエセンター見学では、吊るされたイノシシに全員が一瞬息を飲みましたが、子ども達はその後案外と冷静で、落ち着いた態度で次々と質問する姿が印象的でした。命をいただかないと私達は生きていけないということ、知らないところで誰かがそれを担ってくれているということ。その尊さと重みを感じる時間となりました。

一方、ワーケーションチームはルファーレでワークタイム。皆さん一緒のテーブルで仕事してくださいましたが、ここでオンライン会議など入ってくると個別対応が必要になるのですよね… 場所があればいいってもんじゃないのがワークプレイスの難しいところですが、もっと施設としても改善していきたいし、ワーケーション受け入れ施設も地域にどんどん増えたらいいなと願っています。

小雨でしたが何とかやり終えることが出来ました。聞くと棚田の田植え体験は人気殺到なのだそう… 一方で、耕作放棄地も年々増えています。観光農園にもっと転用していけたらいいのだろうなぁ、と思いつつ、まずは自分にできる第一歩を。

たくさんの方の協力を得て、温かい、柔らかい気持ちでこのツアーを開催できたことに感謝です共催のこあっぷ、母親アップデートコミュニティワーケーション部、親子ワーケーション部、後援の南房総市、教育委員会、観光協会、日本ワーケーション協会の皆様にも深くお礼申し上げます

房日新聞にもご掲載いただきました。ありがとうございます!https://bonichi.com/2022/04/29/144290/

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田植えツアーもだけどGWに来てくれた人もありがとうございました。ワーケーションプランは6月末まで実施しますので、ぜひご利用ください。