こんにちは、ル・ファーレの山口惠子です。すっかり日が短くなりましたね。ル・ファーレもツリーを飾って冬の装いです。
さて、最近私はアドラー心理学の子育てを学んでいます。全8章をグループで学ぶPassageというスタイルです。実は子どもが発達の診断を受けて以来、療育や栄養療法などいろいろ取り組んできましたが、声かけについてはこのアドラー心理学の本を読みずっと参考にしてきました。昔は癇癪のすごい子で、アドラーなしにはここまでやってこれなかったと思います。
しかし参考にしたとはいえ、今回のように深く学ぶのは初めてです。グループ学習ですが、東京パセージは惚れ惚れするようなメンバーに恵まれました💕 アドラーは「勇気づけ」の子育てと言われますが、自分の勇気づけがいかに表面的なもので、その下にどれだけ深い意図や思想があるのか、学んでいくと思い知らされます。
昔「賞罰のない育児」を知った時は「賞も良くないんだ!?」とビックリしました。その頃から我が家は、賞を取っても取らなくても、成功してもしなくても「チャレンジ」に対してお祝いするようになりました。
その話を、アドラーを教わっている江奈さんのブログで紹介していただきました。
「チャレンジしたこと自体が尊い」
https://ameblo.jp/yamaneko115/entry-12544873229.html
今回学んだのは「課題の分離」。親には親の課題があり、子には子の課題がある。アドラーの特徴のような気がしていて、自分でもいつも意識していることではありますが「良い形で関係性を構築する」という大きな目的のための分離であることに初めて気づきました。
家庭であった出来事をシェアして、役割を決めてグループで再現していきます。子役が回ってくると、その子の気持ちが良く分かる!親目線では全然気づかないポイントで悲しかったり嬉しかったり。新しい気づきが必ずあり、目から鱗が落ちる感じは感動的ですらあります✨
宿題が出ました📝
「開いた質問をする」
これは「はい、いいえで答えられない質問をしよう」つまり英語で言うと「疑問詞の疑問文」で子どもに質問しよう、と言うことです。(なぜ?は詰問調になりやすいので除く)
これが本当にパワフル!!✨
どんどん言葉が出てきて、南房総へ帰る車の2時間があっという間でした。この子はこういうことを考えていたのか、私って今までこういう子と暮らしていたんだ!?と心底ビックリ!大袈裟でなく「魔法ですか?」と言う感じです。
アドラーを学んで子育てに生かそうという若いお母さん達の純粋さにも心打たれます。こちらはなつみっくすのblog、賞罰のない子育てについてです。これからこれを学んで子育てする人羨ましい!https://nokogiri-blog.com/huc/20191128
正直、子育てもあとちょっと、そこまで大した変化はないだろうと思っていました。しかし始めて3週間で、こちらが呆気に取られるくらい積極的になりました。ロボットや演劇など新しいことにもチャレンジ。親がついていけるか不安な気もするし、大学受験には全く目が行ってないような気もしますが、そこは「課題の分離」をしつつやっていきたいです。
先日いろいろな教育法について学んだ時も思いましたが、良い教育法にはしっかりとした太い哲学があって、それは子育てだけでなく、例えば会社経営にも、音楽など芸術にも、そのまま対応できるものだと思います。結局のところ、人間のあり方を学んでいるのでしょう。きっとこうして注意深く自分の内面と向き合っていくことが、何事にも増して重要なのだ!!あと4週間、しっかり学んでいきたいです✨
江奈さん、グループの皆様、どうもありがとうございました😊パセージ、子育て中の方にホントおススメしたいです!
12月になりました。師走の忙しい時期ですが、どうぞ皆様、急ぎすぎず、そしてお身体を大切に。
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