ル・ファーレ復興ソングプロジェクトが制作した、令和房総半島台風の復興ソング「虹を見たかい〜Have you seen the rainbow」のCDの収益金でストリートピアノを設置する「音楽の種まきプロジェクト」について、房日新聞の取材を受けました。
音楽の種まきプロジェクト〜Loveピアノを南房総に
私達ル・ファーレ復興ソングプロジェクトは、今回の復興ソングCDの収益金でどのような地域貢献ができるか、プロジェクト内で話し合いを進めてまいりました。
既に前回、館山市、南房総市含む5ヶ所の復興支援に寄付しております。そのため今回は「音楽家ならではの地域への貢献の方法がないだろうか?」「閉塞感のあるムードの中、明るい気持ちになれるような使途がないだろうか?」ということに焦点が当たりました。
もちろん、感染防止も考えて検討を進めました。
そして、その結果・・・
「音楽の種をまこう」をコンセプトに、復興ソングプロジェクトメンバーより地元へのプレゼントとして「ストリートピアノ」を設置し、地元の子どもたちや地域の音楽愛好家にピアノや音楽に触れてもらう機会とする。
ということに決定しました
南房総市観光協会との共催で、ピアノを「道の駅 鄙の里」に設置し、他の道の駅ピアノとも連携し、感染防止対策をしっかりしながら、未来を担う子ども達や地域の音楽愛好家に「人前で演奏する」という体験をプレゼントできたらと思います
期間は秋頃、1週間ほどになると思います。その頃までにコロナが少し落ち着くことを願っています。
最後に、このような地域貢献活動ができるのもひとえに、応援、協力してくださった皆様のおかげです。制作に協力してくださった方、寄付してくださった方、CDを販売してくださった方、購入してくださった方、お一人お一人に、心より感謝申し上げます。
2枚のCD制作で、建物、自然環境、行政、そして芸術の未来への復興支援
また今回、復興ソングの収益はこのような使途となりましたが、Keiko Yamaguchi featuring monk beatの「風のあと咲き」CD制作プロジェクトからは、
・安房生物愛好会
(台風被害により貴重な植物の生息地が消失するようなことが起こっていて保存活動を行なっている)
・鋸南復興アクセラレーション
(今なお屋根の修理をしているボランティア団体)
へ寄付することに決まりました。
こういうことはもちろん初めてのことで、予想外でもありましたが、
・建物被害への復興支援(布良崎神社神輿修復委員会、鋸南アクセラレーションなど)
・自然環境の復興支援(NPO法人たてやま・海辺の鑑定団、安房生物愛好会など)
・行政への復興支援(鋸南町、館山市、南房総市)
・芸術の未来へ向けての復興支援(ストリートピアノ)
と、2つのCD制作プロジェクトを通して、バランスの良い復興支援活動をすることができたのではないかと思っております。
こんなに支援活動ができたことに驚くと共に、音楽にこれだけのパワーとエネルギーがあったことに喜びも感じます。
おそらく、まとまった寄付はこれが最後になると思います。もう一度、ここまでご支援をどうもありがとうございました。
かずさFM “Peace Vibration”出演
月一で出演している、レコーディングエンジニア、山口泰さんの番組「かずさFM “Peace Vibration”」の収録があり、5月15日夜8時半から放送がありました。
今回のテーマは「衣(ころも)」。 腰骨できちんと腰紐を締めて丹田を意識する、着物ってすごい服だよね、という話になりました。
最近、着付けを覚えました。せっかく日本人として生まれてきたのだから、伝統文化、大事にしたいですよね!
このほかに、「イカの解剖実験」が新聞に掲載になったり、スタッフの地域貢献活動が新聞に取り上げられたりと、ル・ファーレ関連のニュースの多い1ヶ月でした。
今後も、遠くのお客様にも、近くの地域社会にも貢献できるル・ファーレ白浜でありたいと思っています。