NHK FMシアター「風のあと咲き」の音楽を担当しました

NHKラジオドラマ「FMシアター」で、房総の花農家をモデルにした物語「風のあと咲き」が放送されます。 音楽を、ル・ファーレ白浜の山口惠子が担当いたしました。千住明さんなど素晴らしい作曲家が音楽を担当しているFMシアター。関わらせていただき大変光栄です。

ストーリーは、失業、台風、コロナから再起する、千葉の花農家の娘の物語です。私自身もこの地で台風やコロナを経験しながら、今後どうしていくか考えあぐねる日々を送っていましたので、脚本を最初に読んだ時、この作品はきっと房総の復興の光になる、と直感しました。

メインテーマ含め30曲近くを制作しましたが、どの曲も「借り物のイメージではない、本物の房総を音で表現すること」に腐心しました。どっしりとした黒潮文化、田んぼや畑に吹く爽やかな風、房州女の芯の強さ、そして恐ろしい台風の後の絶望感や、飛び散ったガラスがキラキラ光っている様子、それでも意外と悲壮感のない房州人の様子、などを表現していきました。

ル・ファーレ復興ソングプロジェクトの遠藤さんのご好意で、復興ソングのメロディも流れます。 また館山のミュージカル劇団True Colorsの大津和可奈さんや、館山で演劇をしている石井愛さんも、プロの女優さん俳優さんに混じって参加しています。レコーディングエンジニアは、同じ南房総市内のmonk beat studio主宰、山口泰さんにお願いしました。

 

制作は、変化する自然と、南総文化ホールのスタインウェイの美しい音色にインスピレーションを受けながら。個人作業は、ほとんどオープンカフェでワーケーションスタイル。毎日空がとっても綺麗で癒されました。南房総らしい有機的な音に仕上がったのではないかと思います。レコーディングの最後の日には、大きな虹がかかって感激しました。

この土地の多くの人が、多かれ少なかれ、この主人公のかすみのように辛い思いをしながらも前向きにがんばっていこうとしているのだと思います。多くの方がきっと共感できる復興のドラマです。是非お聞きください。以下は番組HPより。

風のあと咲き

“ひと花咲かせる!失業、台風、コロナから再起―千葉の花農家の娘

【NHK FM】

2020年10月24日 午後10時~午後10時50分(全1回) ※配信期間は放送から1週間

出演者の写真

【出演者】

山崎紘菜 清水明彦 高橋紀恵 大津和可奈
ファムテュイ 小島梨里杏 辻親八
大場泰正 石井愛 玉城美海

【作】

大河内聡

【音楽】

山口惠子

【スタッフ】

制作統括:桒葉隆子
技術:織田隆行
音響効果:林幸夫
演出:神谷友輔
(千葉局制作)

【あらすじ】

2019年9月9日未明、房総半島を超大型の台風15号が襲った。東京で職を失い里帰りしていたかすみ(山崎紘菜)の実家は、屋根瓦が吹き飛んで被災。さらに、家業のユリのハウスは、鉄骨が折れ曲がりガラスが飛散。10棟が全壊し、出荷直前の1万本が全滅だった。農業を続けるか悩む父に、かすみは「花を咲かせたい」と訴えた。
ボランティアに来た元同期やベトナム人技能実習生の助けを得て、ハウスの再建や球根の植え付けに汗を流す。収穫の春を迎えた矢先、新型コロナウイルスの感染拡大で、花の需要がなくなった。処分せざるをえない大量のつぼみを前に、かすみは…。
千葉県出身の出演者や地元在住の作曲家をそろえ、実話をもとに描くタイムリーな再興物語。

聞き逃し配信や、再放送も予定されています。是非お聞きください。

 

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ル・ファーレ白浜は2020年12月20日まで「ワーケーションプラン」を実施しております。平日3連泊以上で50%Off、Gotoトラベルと合わせると70%Off以上でご利用いただけます。リモートワークに、長期の音楽制作合宿に、ぜひご利用ください。

お問い合わせは、http://le-phare.jp/mail_formまで