皆様、明けましておめでとうございます。ル・ファーレリゾートの山口惠子です。昨年は本当にたくさんの方にル・ファーレ白浜をご利用いただき、大変嬉しく思っております。お越しくださったお客様一人一人に心より感謝申し上げます。
2023年、皆さまはどのような年明けでしたでしょうか? 私は旧年中、年明けの直前に神社さんにお礼参りをいたしました。
その後も年明けに幾つかの神社さんを周りました。
昨年、ル・ファーレリゾートは、もう例年にないくらい多くのイベントを手がけました。いくつかピックアップして、振り返ってみたいと思います。
■耕作放棄地をアートで再生ツアー
1月に私が日本ワーケーション協会の公認ワーケーションコンシェルジュに任命され、4月より、都心の子育て団体「こあっぷ」と共催で、親子ワーケーションを推進しながら社会課題を解決する「耕作放棄地をアートで再生ツアー」をスタートさせました。
4月に親子で田植えと館山ジビエセンターの見学をし、6月には大豆を植えて山で狩猟体験。9月には稲刈りと脱穀してイノシシの丸焼きで収穫祭をし、11月は大豆の収穫をしながら南房総ジャズフェスティバルを観戦しました。1月には収穫した大豆で、味噌づくりを行う予定です。
このツアー、総務省が推進してる「関係人口創出」「ワーケーション普及」等には大いに寄与したと思いますが、そんなことよりも、子どもたちと南房総の自然の中で一緒に時間を過ごせたことが、私にとっては一番の宝でした。
田んぼも畑も全然やったことなくて、全て初めてのチャレンジでしたが、ここまで来れたのは、地域の方々の協力が大きかったです。お世話になった方… 特に後援してくださった市観光協会の皆様、記事やニュースにしてくれたNHK及びプレス関係の皆様、教えてくれた地域の方々、各所で絡んでくれたアーティスト、ミュージシャンの方々には、心より感謝です。
今後も、都心で働く方と地域の双方へ向けて、新しい時代の働き方の推進に更に尽力していきたいです。
■南房総&LovePiano 音楽の種まきProject
ル・ファーレ復興ソングプロジェクトから端を発した「音楽の種まき」では、道の駅白浜野島崎にLovePianoを設置、たくさんの方に弾いていただくと共に、4カ所で6つのライブを開催しました。
ファイナルにはオフコースの清水仁さんのいらっしゃるバンド、ESPをお迎えして大変盛り上がりました。
■南房総ジャズフェスティバル(みなジャズ)
また今年は、南房総ジャズフェスティバル、通称「みなジャズ」の実行副委員長に就任し、アーティストブッキングをしながら、自分でも、ル・ファーレジャズトリオや、ジャズオーケストラを結成して出演しました。
1日目は民宿や廃校を巡って、2日目は野島崎に特設ステージを組みました。
観にきた方からは「まるで海外のジャズフェスのよう」「南房総でこんなことができるとは!」「またやって欲しい」との声をたくさんいただきました。
メインゲストは高木里代子さん。夜には花火も上がり、感動的なフィナーレとなりました。
■ル・ファーレ白浜15周年記念コンサート
12月には、ボサノバ・アーティストの中村善郎さんのDUOをお迎えして、ル・ファーレの15周年をお祝いしました。
今回初めて来ていただいた長岡さん、どう見ても一人なのに、サンバチームがいるみたいな音がします!中村善郎さんは、やはり素晴らしかったです。ふっとギターを弾き出すと場の空気がサッと変わります。クリスマスシーズンということで、クリスマスソングもいくつかありました。どれも素敵でした。
ワインはソムリエ谷中さんが、音楽に関するものをセレクト、鍵盤や楽譜のラベルが並びました。
お客様も芸術家や、芸術に造詣の深い素敵な方ばかりでした。 関わり合ってくださる皆さまのおかげで、何とかここまでやって来れたことに感謝です。
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たくさんのチャレンジがあった2022年。
純粋な気持ちで、
体当たりで精一杯やった経験は、
自分たちの中に確かなこととして残っていきます。
だから、心だけを羅針盤にして
チャレンジする機会を
沢山いただけた2022年度を
大変有り難く思っています。
「南房総を音楽あるリゾートに」
という一番最初の思いを大切にしながら
私たちにしかできないことに、
引き続き、取り組んでいく。
そんな2023年に出来たら嬉しいです。
ル・ファーレリゾートが、ここから発信するものが、灯台の光のようにお客様の心を照らし、少しでも社会に良い意味を持つよう願っています。