3月4日(土)ル・ファーレ白浜の「お父さん」、山口重明がこの世を去りました。71歳でした。
ル・ファーレでは、よくお客様のBBQの火おこしなどをお手伝いしていたので、覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。昔から、人を呼び、もてなすのが大好きでした。父のそんなスピリットは、私がル・ファーレを作る礎になったと思います。しかし、最近は闘病中で、お客様の前にお顔を出すこともめっきり減っておりました。
ダンスが好きで、子供の私たちにマンボやジルバなど、ソシアルダンスを教えてくれたりしました。私が最後に一緒に踊ったのは結婚式。これがラストワルツとなりました。
音楽も好きで、子供の頃は家にギタリストを呼んでその伴奏でみんなで歌ったりしました。父は「ジャンバラヤ」が十八番でした。今思い返すと、その幸せな記憶が、私たち姉妹の現在の音楽活動につながっているように思います。
忙しく、まだ実感がわかないような感覚もあります。今は、公人としての務めを終えた後、私の事業を手伝ってくれた父に「今までありがとう」という気持ちでいっぱいです。また前向きに、新しい気持ちで歩き出していきたいと思っています。
ル・ファーレ白浜は4月1日で9年、株式会社ル・ファーレリゾートは3周年を迎えます。ここまでやってこれたこと、心から感謝です。来年度も、その感謝の気持ちを持って、たくさんの方の笑顔のために仕事をしていきたいです。